共同通信：貧血改善薬研究で倫理違反 札幌東徳洲会病院
-
記事リンク
-
記事要約
- 札幌東徳洲会病院は16日、同病院の腎臓内科部長が貧血を改善する薬の臨床研究で、倫理委員会の承認前に研究を始めるなど、厚生労働省の倫理指針への重大な違反があったとして、今年3月末で諭旨退職としたと発表した。
-
疑問
- なぜ厚生労働省の倫理指針に違反したのか？
-
考え・主張
- 確かに 倫理委員会このような規定があるなら、それを守るべきだと思います。しかし、他社より優れた結果が期待できますし、何より患者本人からの同意も得ていますから、それほど悪いことをしていないのような気がします。
-
その他
- 臨床研究（2009年8月10日）病気の治療法開発などを目的に行われる医学研究のうち、人を対象とするもの。厚生労働省は2003年、被験者の尊厳を守るための倫理指針を策定、文書によるインフォームドコンセントなどを求めている。研究成果として有効性を示すデータを厚労省に示し、「先進医療専門家会議」が妥当と判断すれば、先進医療と認められ、入院費などが保険適用となる。全額保険適用されるには、厚労相の諮問機関である中央社会保険医療協議会（中医協）の承認が必要。
