共同通信:国立西洋美術館を世界遺産推薦へ 3度目の挑戦

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  • 記事要約

  • 文化庁は25日、国立西洋美術館本館(東京)などフランス人建築家ル・コルビュジエによる建築作品17件について、2016年の世界文化遺産登録を目指し、フランスや日本など関係7カ国が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦することで合意したと明らかにした。 
  • 疑問

  • 前の二回はどうして登録には至らなかったのか。
  • 二回も失敗したというのに、なぜ三度目を推薦したのか。
  • 考え・主張

  • 世界遺産への申請は厳しいが、成功すれば、そのものだけでなく国に対しても名誉のある話です。そして、世界遺産になれば国中あるいは世界中の人重視され、遺産そのものがより丁重に保護されるので、いろんな意味で何度も試す価値があると思います。
  • その他

  •  国連教育科学文化機関(2002年9月12日)1946年発足。本部パリ。教育、文化、科学を通じて各国民の協力を促進し、世界平和と安全に貢献するのが目的。非識字率の減少や世界の文化、自然遺産の保護運動などに取り組み、加盟国は188カ国。事務局長は松浦晃一郎氏。84年、米国は政治的偏向や放漫運営を理由に脱退。英国も85年、同様の理由で脱退したが、97年に復帰した。クリントン前米大統領が95年「復帰は優先事項の1つ」と表明したが、共和党などの反対で実現しなかった。(共同)
     世界文化遺産(2008年9月26日)貴重な人類の遺産として保護するため、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が世界遺産条約に基づき登録した遺跡や建造物などの文化財で総数は679件。日本からは古都京都の文化財法隆寺地域の仏教建造物、姫路城など11件が登録済み。ユネスコの暫定リストには、平泉の文化遺産富岡製糸場と絹産業遺産群、富士山など既に8件が掲載されている。世界遺産登録のためには暫定リストに掲載後、政府が推薦書をユネスコに提出、世界遺産委員会の審査を受ける必要がある。